夢の世界に閉じ込められてしまったかわいそうなバクさんとゆかいじゃない仲間達。
みんな夢の世界にポイされたときに目の色やら髪の色やらが本来の色から変わってしまっています。

元絵はこっち
 
バク
身長:185cm
04/30 A型

並行世界・別次元のジン。3人の岡野さんについてはこちら
こっちだと「いつからか覚えてない」と書いてますが亜紀が来たことで西暦が分かったので、実際3年ほど。

悪夢を食べることで存在を繋ぐ『貘』の青年。
心臓が弱く、入院しがちだった19歳。そのため一留しており、高3。
そんな入院生活のさなかにも悪夢に悩まされ続け、騙され、望まないまま貘としての人生を選ばされることになる。
19歳の姿のまま止まっていて、年もとらない。身体も問題なくなっている。
貘になったことで瞳の色が金色になった。

自分が騙されて後戻りできなくなったために、人を騙して『後戻りできないくらい陥れる』事には若干の抵抗がある。
そのため亜紀に『貘』の役割を押し付けることに躊躇ってしまい、結果的に共倒れ。

わかりやすく優しくしてくれることはめったにない上にしょっちゅう毒を吐くが、なんだかんだ亜紀に甘い。
ある意味ツンデレかもしれない。

蟹と暑いところが嫌い。
「なんか落ち付くから」という理由で、フードを被ってポケットに手を突っ込む不審者スタイルがデフォ。




 
亜紀(あき)
身長:156cm
2010年の時点で中3(貘なのでそこから時間が止まっている)

同じ夢を繰り返し見続けているが、ある地点から先にどうしても進めないでいた。
ある日の夢の中でたまたまバクと出会い、『夢の先』および彼の過去を垣間見ることになる。

バクが捕まえた自らの夢の核を破壊する、というイレギュラーな方法で『貘』になる。なるというより引きずりこまれた。
少し頑固で強気だが、基本的には素直で純粋。

バトンタッチ方式で受け継がれてしまう『貘』の被害者を出さずに、自分たちだけで『貘』の連鎖からうまく抜け出す方法を探している。
肝心のバクがあまり乗り気でないため、どうしてやる気を出してくれないのかやきもきして振りまわす。
夢の中で行使できるはずの不思議パゥワーをバクのように行使できないことに焦ってもいる。足手まといになりたくない。

バクに比べて瞳があまりギラギラしてない。
ノア曰く「異質」であり、やたらと付きまとわれる。

本人まったく自覚ないものの、バクにものすごく大事にされている。
というよりバクが亜紀に依存しすぎである。

実は死んでいない。意識が夢の世界に囚われた状態なだけ。目の色がギラギラしていない&力が弱いのはそのせい。
夢の世界には1年ほどいたが、現実ではずっと植物状態になっていた。
ノアが魂を切り離したことによって意識が現実に帰還し目を覚ますが、夢の世界の中のことはなにも覚えていない。
周りから一年遅れで高校生になる。
というネタバレ。



左側がオーレ=ルゲイエとしての姿。
 
オーレ=ルゲイエ(Ole rukoje)/テオドール(Theodor)(本名反転)
身長:179cmくらい
1960年代生まれ・外見年齢19歳程度
なにかと訊かれる髪型について/現実にいた頃

『貘』であるバク・亜紀と同じように、夢の世界に放り込まれてしまった人間。
与えられた役割はスウェーデンの妖精「オーレ・ルゲイエ」。
虹色のスーツをまとい、無地の傘と子供用の傘を使い分けて、子供の見る夢を楽しい夢/つまらない夢・悪夢などに変える力を持つ。

本名は不明。
生粋のドイツ人だが日本生まれ日本育ち。
30年ほどの年月を夢の世界で生きており、外見年齢はバクと大差ないもののどこか年長者じみたオーラをまとっている。
一人称は「自分」で、少し芝居がかったじじくさい口調が特徴。

根が明るく、諧謔に富んだ性格。ほとんどバクとは正反対。
バクが亜紀にあまりにもつっけんどんに接する(ように見える)ので、色々と亜紀を心配している。

年季のこともあって、「抜け出す」ことについては完全に諦めている。



元絵はこっち
 
ノア(Noir)
身長:140cmくらい

黒装束に身を包んだ「死神」。敬語、というか語尾が高確率で「〜デス」になるのDeath。
肌も瞳も髪も真っ白。ついでに太眉というかたくあん。細身というか華奢というかガリガリ。小柄。
たまに気まぐれでドレスも着る。

人を食ったような性格で、常にくすくす笑っている。真っ白な瞳からは感情が読めない。
異質な亜紀の魂を狩りたがり、付きまとう。

神であるため、霊獣である貘や妖精であるオーレ・ルゲイレよりも、悪魔であるサキュバスよりも高位な存在。
もっと上の神様的なメタメタしい存在が作った役割であり、意識のエラーから生み出された貘やオーレ・ルゲイエのような欠陥があんまりない。
死を扱うという精神的負担の多いランクのため、任期は50年と定められており、任期を終えると天国へと迎えられるという。

柄と鞘に豪奢な金細工の施された日本刀を一振り持ち歩いており、それを使って魂と肉体を切り離す。
夢の世界でしか行動できないというわけではなく、単純に寝ているときに狩るのが一番楽だからという理由。
ノアも元々は人間だったが、既に人の身に戻りたいという発想はなく、純粋に死神としての生活に楽しみを見いだせている。
「ノア」が本名なのかどうかは不明。

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