不登校の男子高校生が放浪女子高生と出会ってちゅうにびょうを克服するようなしないような話。
だいたい2人がくっちゃべって自己完結(?)するだけのわりと痛いアレ。

元絵はこっち
 
ミヤタ(仮)
身長:165cm 高1

不登校の秀才。制服姿で朝家を出た後、公園のベンチで自主勉して時間を潰している。

ミヤタという名前はヒロイン(ミケ)が勝手に付けたあだ名。
本名は綾(りょう)。

ぶっきらぼうで、口調は刺々しい。
他者と関わろうという意思が薄く、周りからどう思われているかを殆ど気にしていない。

父親を飛行機事故で亡くして以来、空に対して生理的な嫌悪感を抱くようになる。
そのことに関しては「ある意味どうしようもないファザコンなのかもしれない」と自己分析している。

母親からの期待を重荷に感じると共に、
「自分は母親の自己満足のためにしか生きていられないのでは」
と思っているふしがある。

そういったあれこれから、色々なことに関して悶々としていたが、
ミケに色々言われ、ちょっとだけ気持ちが楽になった。

要するにただ捻くれまくった厨二病。




 
ミケ(仮)
身長:155くらい

手ぶらで徘徊している謎の女子高生(たぶん)。
公園にいたミヤタと偶然エンカウントし、「ミヤタ」というあだ名を勝手かつ一方的につける。理由は「なんか『ミヤタくん』って感じの顔してるから」。
逆にミヤタからは「ミケ」というあだ名をつけられる。

まさに猫のような自由人で、ミヤタを振りまわす。
しかしその徘徊の裏には、「家にいたくないから」という彼と同じ理由を抱えていた。

ミヤタが父を亡くした飛行機事故と同じくして母を亡くしており、父親と二人暮らし。
精神的に落ちぶれてしまった父親を支えきれず、少し壊れてしまった少女、というのがミケの真実。
『娘』としてではなく、『母』と『女』の役割を実の父親から求められ続けたため、性的な観念がかなりおかしい。

本当の名前は、そら。
高校2年生でまったく登校していなかったが、ミヤタとの交流を経て少しずつ学校に行くようになる。

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